朴槿恵大統領の名誉を傷つける記事を書いたとして韓国で在宅起訴され、一審で無罪判決を受けた産経新聞の加藤達也・前ソウル支局長について、韓国の検察は12月22日、控訴を断念した。これにより、加藤氏の無罪が確定する。
韓国の聯合ニュースが伝えた。
同ニュースによると、ソウル中央地検は「判決で、記事の内容が虚偽であり、朴大統領への名誉毀損が成立すると明白になったこと、外交省も日韓関係の発展という大局的なレベルで善処を要請したことなどを考慮し、控訴しないことを決めた」と説明。控訴断念の判断の裏に外交的配慮があったことをにじませた。
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