菅義偉官房長官は12月10日午前の記者会見で、国際ハッカー集団「アノニマス」が安倍晋三首相の公式サイトをサイバー攻撃した可能性があることを明らかにした。安倍首相の公式サイトは、10日未明から閲覧できない状態になっていた。朝日新聞デジタルなどが報じた。
アノニマスを名乗る人物が10日午前3時半ごろ、安倍首相あてのメッセージとして「捕鯨は文化的権利ではない!お前のWebサイトのサーバー、落としてやったぜ」とTwitteに投稿していた。
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NHKニュースによると、大量のデータを送りつけて通信量をあふれさせる「DDoS」攻撃と呼ばれる手口とみられ、安倍首相の事務所が状況の確認を進めている。
菅官房長官は午前の記者会見で「安倍総理大臣の個人ホームページの閲覧が非常にしづらい状態が発生して、現在も継続している。現時点においては、アノニマスからの攻撃と特定されていないが、声明が出ていることは報告を受けている。警察において捜査中ということで今後、捜査をしっかりと行って適切に対応していきたい」と述べたという。
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