その年の世相を反映、象徴する食を選定する「2015年 今年の一皿」(ぐるなび総研)に、「おにぎらず」が選ばれた。ぐるなび総研が12月7日、発表した。「今年の一皿」は、社会の動きと関係が深く、さらに食文化の記録として後世に受け継ぐ価値があることを基準に選定される。
「おにぎらず」は、「週刊モーニング」(講談社)に連載中の漫画「クッキングパパ」第22巻に「にぎらずにできるおにぎり」として25年前に掲載された。漫画家うえやまとち氏が、妻の料理をみて描いた一品だという。表彰を受けて、次のように喜びを語った。
「何が何やら。25年前に書いたものが今ごろなんで」と恐縮しながらも「ありがたいと思っています」と笑顔。「奥さんが炊きたてのご飯にパンパンと包んでいくのを見て『漫画に書いていい?』と聞いたら『どうぞ』と。だから発案者は僕のかあちゃん。かあちゃんありがとう。日本の食文化として定着して、100年後の日本でも食べられていたら」と喜んだ。
(今年の一皿に「おにぎらず」、コメ離れの食卓に革命 - トレンド : 日刊スポーツより 2015/12/07 15:44)
「おにぎらず」は、海苔の上にごはんを敷き、その上に具材を乗せて、海苔の四隅を中心に合わせるような形で包み、半分に切ったもの。中身がきれいに見えるとこおが、今までのおにぎりと異なる。
この「おにぎらず」、みんなはどんな具材で作っているのだろうか。Twitterに投稿された、絶品レシピを紹介しよう。
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