サンドラ・ブロック「養子に迎えた黒人の息子の将来が心配」と告白

人権問題の状況は後退しています。私たちは今、声を上げなければいけません。

アメリカの女優サンドラ・ブロックは、雑誌「GLAMOUR」11月号でジョージ・クルーニーとの関係からキャリアまで、自身について多くを語っている。中でも注目したいのが、ニューオーリンズから養子に迎えた、アフリカ系アメリカ人の息子ルイス(5歳)の話題だ。愛する息子について、彼女は次のように述べている。

「長い時間をかけて大きく前進してきた人権問題の状況は、現在後退しています。私は息子にとって安全な世の中であって欲しいと願っています。どういう人間かで息子が評価される世の中であって欲しいのです」

「今何か行動を起こさないと、この問題に取り組んできた人々の素晴らしい功績を壊してしまうことになります」

ブロックは、息子を生涯守れるようなセーフティネットを作りたいとも述べている。

「女性の権利も同じような問題を抱えています。わたしたちは、時には 『見過ごすわけにはいかない』と声を上げなければいけません。息子をずっと守ることができればいいのですが、そうもいきませんから」

ルイスは自分にとって素晴らしい贈り物であり、彼を養子に迎えたことで自分はしっかりせざるを得なくなった、とブロックは話している。

雑誌「People」によると、ブロックは2006年に当時の夫ジェシー・ジェームズと養子を迎える予定だったが、その後離婚したため、片親でルイスを家族に迎えた。

非公式の情報によると、51歳のブロックは最近女の子の赤ちゃんと養子縁組を結んだという。情報が正しければ、ルイスに妹ができることになる。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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