ハワイでやってはいけない16のこと くれぐれもご注意を

「アロハの精神」で知られるハワイ。地元に住む人たちは、楽園気分にさせてくれるこの島、そして文化を必死で守ろうとしている。ハワイでは避けたほうがよい16のことを紹介する。

「アロハの精神」(寛容と敬愛と助け合いをモットーとする精神)で知られるハワイ。地元に住む人たちは、楽園気分にさせてくれるこの島、そして文化を必死で守ろうとしている。  

ハワイでは避けたほうがよい16のことを、次に紹介する。

(1) 地元の人を「ハワイアン」と呼ぶ

地元の人を「ハワイアン」と呼ぶことは、ニューヨークの人に向かって「ニューヨーカー」と言うようなこととは違う。この言葉は、ハワイにルーツを持つ「ネイティブ・ハワイアン」の人にのみ使う言葉で、不適切に使うと確実によそ者扱いされることだろう。

(2) ハワイで暮らしたいという意味で「ビーチで寝たい」と地元の人に言う

ハワイではホームレスは非常に深刻な問題なので、こういうことを冗談で言ってもおそらくあまりウケないだろう。

(3) ハワイに住むことを、ビーチで過ごすだけの気楽なものだと思ってしまう

退屈な交通量、10ドルもする牛乳、急騰する家賃など、ハワイに住むことは気の弱い人には向いていない。地元の多くの人たちはこの「楽園」に住めて幸運だと感じているが、毎日を生き抜くのに必死でもあるのだ。

(4) 飛行機から降りたとたん「ピジン英語」で話す

ピジン英語は、ハワイの地元の人によく使われるクレオール言語(異なる言語が融合して生まれる言語)だ。ハワイ特有の言葉で、ハワイの生活の中で非常に親しまれている。しかし、周りの変な視線を浴びたくなければ、自分の母国語で話したほうが良いだろう。

(5) 観光のために道路を渋滞させる

ハワイでも、眺めの良い道路は地元の人にとっての通勤路でもある。窓から写真を撮るために進むのが遅い車の後ろを走らされ、会議に遅刻することほどフラストレーションの溜まるものはない。

(6) 高波や洪水の警報を無視する

ハワイの美しいビーチや山、滝は見た目はのどかかもしれないが、観光客と地元の人のどちらにも牙をむくことがある。例えばオアフ島で最も人気のシュノーケリングのスポットであるハナウマ湾は、非常に危険なビーチでもある。ハイキングや海に入る前に天気予報やサーフィン予報を確認し、自分の限界を知ることは、自分の命を救うことになるかもしれない。

(7) 亀やハワイモンクアザラシなどの絶滅危惧種に触る

ハワイモンクアザラシやホヌ(アオウミガメ)はどちらも絶滅危惧種だが、ビーチでも海の中でも、絶滅危惧種であるのを知らない観光客がこれらの動物に近づこうとするのが後を絶たない。これら動物を観察する時は遠い場所からにしよう。でないと、重い罰金を食らう可能性がある。

(8) ビーチでの喫煙

ビーチをきれいに保つため、ハワイではビーチでの喫煙は法律で禁止されている。ビーチをきれいにするために自分でできる最大限のことをすれば、地元の人にも非常に感謝される。