大リーグ、マーリンズのイチロー(41)が10月4日、フィラデルフィアで行われたフィリーズ戦の八回に初めてピッチャーとして登板した。時事ドットコムなどが報じた。
イチローは、4番手として1回18球を投げ、2安打1失点だった。この日はレギュラーシーズンの最終戦。マーリンズは2-7で敗れ、同選手はチームの今季を締めくくる投手となった。
イチローは愛知・愛工大名電高で、投手として甲子園大会に出場。プロ野球のオリックス時代には、1996年のオールスター戦でパ・リーグの投手を務めたことがある。
(時事ドットコム:イチロー、メジャーで「投手」=今季最終戦で公式戦初登板-米大リーグ 2015/10/05 08:46)
カーブやチェンジアップなどの変化球を交えた投球で、最速は89マイル(143キロ)だった。「ショックでしたね、最低90(マイル)とは思ってましたからね」と語った。
スポニチによると、イチローにとってメジャーでの登板はかねてからの念願でもあったといい、「通常あり得ない。その事実に対しては思い出として残しますが、2回目は要らないです」と話した。
イチローは今シーズン、打率.229、ホームラン1本、21打点で、いずれもメジャーに移籍してから自己最低の成績に終わった。
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