「赤ちゃんが、こんなポーズで自分のお腹にいたなんて。信じられない」
オランダの出産写真家、マリー・ファーモントさんは、ユニークな方法で赤ちゃんが誕生したときのの写真を撮っている。両親が初めて赤ちゃんを抱くオーソドックスな写真に加えて、ファーモントさんは、赤ちゃんが子宮の中にいたときと同じポーズで撮影しているのだ。
「私が初めて、赤ちゃんの誕生の写真を撮ったとき、助産師さんが両親に赤ちゃんがどのように子宮に入っていたのかを、ポーズをとらせながら説明していたんです」とファーモントさんがハフポストUS版に語ってくれた。そして、ファーモントさんだけでなく、その両親もこのポーズが気に入ってしまったのだという。
「赤ちゃんが生まれて、一度お腹から出てしまうと、こんな大きな赤ちゃんが自分のお腹の中にいたとは信じられなくなります。どうやって狭い子宮に納まっていたのだろうと不思議な気持ちになります」
これまでにファーモントさんは、100人以上の赤ちゃんの出産に立ち会ってきた。ファーモントさんは、助産師さんにお願いして、赤ちゃんにこのポーズをとってもらっているそうだ。ときには、お父さんが、赤ちゃんを抱いてこのポーズにしてくれることもあるという。
ファーモントさん自身も、7月に第一子を出産したときには、別の出産写真家に、このポーズをした赤ちゃんの写真を撮ってもらったそうだ。
「今や、私も母親になったので、この写真がどれだけ重要か、これまで以上に分かるようになりました。人生における最も特別な瞬間を思い出させてくれるだけでなく、赤ちゃんがどうやって生まれるかを示してくれるものなんです」
ファーモントさんは、このポーズの赤ちゃんたちの写真を見た人に、新しいアプローチで妊娠や誕生を理解してもらえたらと願っている。「赤ちゃんの誕生が、どれだけの奇跡であるかを知ってほしいのです。新しい命が、どのように女性の体内で生まれるのかを、写真で伝えたい。赤ちゃんは、すばらしい“完璧な創造物”なのです」
さあ、赤ちゃんたちの写真を見てみよう。ファーモントさんのサイトとFacebookページにも、これらのユニークな赤ちゃんの写真が掲載されている。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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