ミシガン州フォートグラティオ在住のある夫人は、中傷に打ちひしがれるのではなく、傷つける言葉の代わりに、前向きなふるまいを返した。
ダイアン・ホフマイヤーさんは、小さな娘リリアナちゃんのドーナツと自分のコーヒーを買うために、ティム・ホートンズの店に寄った。列に並んでいると、2人の女性がひそひそ話をしながらホフマイヤーさんの容姿を「クジラ」といったという。
ABCのローカル局WXYZによれば、ホフマイヤーさんは、「あら、あのヘアスタイルを見てよ。ひどい恰好ね、染めた髪の根元が伸びてきてる」と彼女たちが話すのを聞いた。
ホフマイヤーさんは最近、うっ血性心不全との診断の受け、約80キロもダイエットしたが、その無慈悲な言葉に押し潰されそうになった。しかし、カッとなる代わりに、41才の母は、彼女たちにコーヒーを買うことにした。
「2歳の娘は、“小さな私”のようなもので、私がすることをすべて真似するんです。彼女が大きくなったときに正しい行いができるように、見本を示したいと思いました」と、彼女は、ヘラルド・タイムズに語った。
彼女が、Facebookページに何が起こったのかを公開したところ、このエピソードはあっという間に広まった。ホフマイヤーさんは、世界中の母親たちから「あなたを支持するわ」というコメントを受け取った。投稿してから1日で、9万4000人から友だちのリクエストを受け取り、16万6000人が「いいね!」した。
ホフマイヤーさんは、世界中から寄せられた親切なコメントやエールに、驚きのあまり言葉を失った。今回の経験から学んだことに感謝しているという。
「もし、この世の中に誰も良い人はいないと思った人がいたら、良い人はみんな、私のFacebookページにいますからね」
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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