海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」型の2番艦「24DDH」の正式名称が「かが」に決定した。8月27日、横浜市のジャパンマリンユナイテッドの磯子工場で進水式と命名式が行われた際に発表された。
「かが」は石川県南部の旧名「加賀」から命名された。旧日本海軍の空母「加賀」と同じ名前ということで、ネット上で話題になっている。「加賀」は1928年に竣工。改装後の全長は247m。太平洋戦争時には真珠湾攻撃やラバウル攻撃に参加したが、1942年のミッドウェー海戦でアメリカ軍の航空隊の爆撃で撃沈された。
■進水式に参加した人々のツイート
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■いずも型とは?
「いずも」型の全長は、改装後の「加賀」とほぼ同じ248m。史上最大の護衛艦だ。空母のように艦首から艦尾まで続く「全通甲板」を持つヘリコプター搭載型の護衛艦だ。これまで最大だった「ひゅうが」型よりも51m長く、5カ所のヘリポートを持っている。潜水艦を探知する哨戒ヘリコプターなどを9機運用でき、陸上自衛隊が導入予定の新型輸送機「オスプレイ」も着艦可能だ。
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