アメリカのハワイ州ホノルルのワイキキビーチで8月24日、当局が遊泳を禁止した。23、24の両日に大雨が降った影響でマンホールから汚水があふれ出し、排水路を通じて約190万リットルの汚水が海に流れ込んだためで、ハフポストUS版などが報じた。
Advertisement
ビーチには、各地で「閉鎖」の標識が掲げられた。
ホノルル市の当局者は、「水の中に何があるかは今のところ分からない。深刻な感染が起きて健康被害が出る恐れのあるほか、もっとひどいことになる可能性もある」と警告する。
それでも海岸には数十人が残り、中には監視員の呼びかけを無視して海に入る人も。米カリフォルニア州から来たという男性は「ダメだと言われても行く。これだけ大量の海水があるんだから、小さな粒子1つくらいで具合が悪くなったりはしないだろう」と気にとめない様子だった。
(CNN.co.jp : ワイキキビーチに下水が大量流入、遊泳禁止に 米ハワイ 2015/08/26 11:41)
州政府は、浸水を免れようとマンホールのふたを開ける違法行為が相次いだと説明、大量の汚水が流れ込むことになったという。
CNNによると、遊泳禁止がいつ解除になるかは未定。当局が今後、海水を採取し、数日かけて検査する予定という。
Advertisement
TwitterやInstagramなどには、現場の写真などが投稿された。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー
関連記事