わずか1年で、ダウン症のモデル、マデリン・スチュアート(18)は2つのファッション・キャンペーンの顔となった。オーストラリア出身のマデリンは、9月13日から開催されるニューヨーク・ファッション・ウィーク(NYFW)に出演する予定だ。
「NYFWに出てほしいといわれたときは、それほど驚きませんでした」とマデリンの母、ロザンヌ・スチュアートが雑誌「コスモポリタン」のインタビューに語った。「もう何が起きても驚かないと思います。これまでに様々な依頼があったので。娘がNYFWに出られればいいなとは思っていて、なんとなく、そうなるような気がしていたんです。これが、あまりうぬぼれた風にとられないといいのですが……」
マデリンは、クリストファー・リーブ財団とつながりがある「Moda」(モーダ)のショーで、ウォーキングを披露する予定だ。イタリアのファッション・ブランドであるモーダは、2月のNYFWで障がいを持つモデルを起用した。
7月に行われたハフポストUS版のインタビューで、マデリン母のロザンヌ・スチュアートは、どうやって娘と一緒に出演するブランドを決めるのかを教えてくれた。「できれば、まわりの人の助けになるように、小さくてもマイノリティに寛大なブランドか、立ち上がったばかりの新しいブランドと一緒に、仕事を続けていきたいです。私たちは障がいのある人もない人も、同じ信念とモラルがあれば、一緒にやっていけるものと信じています」
マデリンは、モデルとして1年で最も重要なファッションイベントに出演するが、ステージを離れたら、いたって普通の18歳だ。「娘はスポーツが好きです。毎日かなり運動していますし、そうでないときは、友だちと遊ぶか、iPadをいじったりして、のんびり過ごしていますよ」と、ロザンヌは語った。
下は、マデリンの写真だ。9月、ランウェイを歩く彼女に注目しよう。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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