中日の山本昌(49)が8月3日、一軍練習に合流した。早ければ6日のDeNA戦(ナゴヤドーム)に先発する予定だという。レジェンド左腕が勝利なら、ジェイミー・モイヤーが持つ49歳5カ月のメジャー記録を超える、最年長勝利の世界記録となる。スポニチなどが報じた。
山本は3月に右ひざを負傷。6月18日に2軍登板で実戦復帰し、以降、登板ごとにイニングを増やしてきた。
日刊スポーツによると、1軍復帰について山本は「ケガしたときは重くないと思っていたけどね。焦る時期もあったけど、絶対に治るんだと準備してきた」とコメント。世界記録への挑戦については「みなさんが言うから意識しますけど、それよりも来たからにはチームが勝つ流れを自分が作りたい」と述べ、自身の記録より、最下位に沈む1軍の状況を気にかけていた。
「このままで終わらすわけにはいかない。ちょっとしたことで流れは変わる」。自身も認める夏男は、2014年と今の状況を比較し、「昨年より腕が振れているかな。去年も僕が(1軍に)来て少し勝ったので、協力できるようがんばりたい」と、勝利に意欲を見せた。
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山本は2014年9月5日の阪神戦で、49歳25日にして白星を挙げ、プロ最年長勝利記録を64年ぶりに更新している。
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