清宮幸太郎 この夏、甲子園を沸かせる(かもしれない)驚異の1年生 父は......

今年の甲子園の主役はこの男だ――。

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全国高校野球選手権・西東京大会で5回戦に臨んだ早稲田実業高校1年の清宮幸太郎選手(きよみや・こうたろう)は、4打数4安打3打点と活躍、都立日野高校を9-8で破り、ベスト8入りを決めた。清宮選手は3試合で10打数7安打、打率7割をマークしている。

清宮選手の父は、ラグビー界の名将と名高い、元早稲田大学ラグビー部監督、現ヤマハ発動機監督の清宮克幸氏。清宮選手は184センチ、100キロの恵まれた体格で小学生の頃から注目され、エースで4番として出場した2012年の世界大会で優勝した。この4月に早実に入学すると、いきなり3番打者でレギュラーに抜擢された。

父の清宮克幸氏

まだ都大会を戦っている最中で、甲子園行きは決まっていないにもかかわらず、報道も加熱。5回戦では7000人が集まったという。

4回戦・都府中西戦では4000人だった観客は7000人に増え、報道陣は25社65人が集結。22日の準々決勝は、神宮が舞台となり注目度はさらに増す。「自分との闘い。相手どうこうではない。自分の芯を貫いていきたい」と清宮は言った。プレッシャーとは無縁な「和製ベーブ・ルース」は、見せ場となるチャンスでの打席を心待ちにしている。

早実サヨナラ8強!清宮4の4 ゴジラ1年目の7安打に並んだ ― スポニチ Sponichi Annex 野球 2015/07/20)

1年生にしてすでに将来が嘱望されている清宮選手だが、将来性はどうなのか。ポストセブンによれば、阪神の元スター選手、掛布雅之氏は「すでに清原や松井クラス。日本の野球の規格外」と絶賛。週刊ベースボールONLINEは、元巨人チーフスカウト・中村和久氏の話として、「打球が伸びていく弾道は正直、松井(秀喜)以上のスケールを感じた」と報じている

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