トルコ南部のシリア国境に近いスルチで7月20日、大きな爆発があり、これまでにクルド人31人が死亡、およそ100人が負傷した。 自爆テロとみられる。ニューヨーク・タイムズなどが報じた。
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ASSOCIATED PRESS
自爆テロの犠牲者たちに新聞紙がかけられる (AP Photo)
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自爆テロの犠牲者たちが文化センター前の路上に並べられる (AP Photo)
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BULENT KILIC via Getty Images
棺に入れられた犠牲者たちを運ぶクルド人たち AFP PHOTO/BULENT KILIC (Photo credit should read BULENT KILIC/AFP/Getty Images)
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CNNによると、爆発はスルクのアマーラ・文化公園の施設で発生した。スルチはIS(イスラム国)とクルド人勢力の激戦地となったシリアの都市コバニ(アイン・アルアラブ)の近くにある。爆発時、施設ではクルド人の若者が300人ほど集まり、コバニを復興させるための集会が開かれていた。目撃者のエルハン・スバーシさんは、「子供たちは叫び声を上げていた。みんな叫んで走り回っていた」と証言した。
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NHKニュースによると、コバニはISが2014年7月以降攻勢をかけ包囲していたが、2015年1月にクルド人勢力が撃退した。しかし6月下旬にはISが再び攻撃を仕掛け、激しい戦闘が続いている。
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