白鵬、逸ノ城相手に「アッパー」のダメ押し 藤島審判長「見苦しい」

大相撲名古屋場所は20日に9日目の取組があり、横綱白鵬は関脇逸ノ城を寄り切り、ただ一人全勝とした。しかし、「右アッパー」のようなダメ押しをして後味を悪くした。

寄り切りで下した後、逸ノ城(奥)の顔をはたく白鵬=20日、愛知県体育館

大相撲名古屋場所は7月20日、愛知県体育館で9日目の取組があり、横綱白鵬は関脇逸ノ城を寄り切り、ただ一人全勝とした。しかし、「右アッパー」のようなダメ押しをして後味を悪くした。時事ドットコムなどが報じた。

あっけなく勝負が決まった直後に出た「一撃」は後味の悪さを残した。逸ノ城の顎を右手で押し上げ、顔が横を向くほどにはたいた。駄目押しを見舞った理由を問われると、「ご想像にお任せします」と白鵬。藤島審判長(元大関武双山)が「見苦しい」と言ったことを伝え聞き、「気を付けます」とだけ答えた。

時事ドットコム:白鵬駄目押し「想像に任せます」=大相撲名古屋場所9日目 2015/07/20 20:09)

白鵬(右)は逸ノ城を寄り切りで下して9勝目=20日、愛知県体育館

白鵬は過去に何度もダメ押しを繰り返している。ダメ押し以外でも、今年の初場所後には審判部批判で大騒動となった

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