1台も発売されなかった「幻のプレイステーション」の試作機を見つけたとする報告が日本時間7月3日、海外のゲーム愛好家の掲示板に投稿された。
「幻のプレイステーション」とは、ソニーのTVゲーム機として人気を博した初代プレイステーションが発売される前に、任天堂とソニーが共同開発していたもの。任天堂のスーパーファミコンにCD-ROMの機能を追加したもので、スーパーファミコンのカセットを読み込むことも可能だった。1991年に試作機も発表された直後に、任天堂はソニーとの提携解消を発表。共同開発は物別れに終わり、ソニーは独自のプレイステーションを開発して、1994年に販売した。
今回、報告されたゲーム機はスーパーファミコンと似た外観だが、「SONY」と「Playstation」のロゴが本体とコントローラーに入っている。写真・動画を投稿したDnldbldさんは、掲示板に次のように説明した。
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「私の父親はある会社に勤めていて、任天堂に勤めていたことのあるオラフさんと同僚だった。会社が倒産したときに、父は廃棄物の箱に、これを見つけた。今は電源ケーブルがないんで起動できないんだけど、どうも一般的なケーブルで繋がりそうだから今度試して見る予定だ」
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