アメリカとキューバは7月1日、54年ぶりに国交を回復させることで正式合意した。20日にも両政府が大使館を再開させ、歴史的な転換点を迎える。
オバマ大統領は1日、ホワイトハウスで国交回復の声明を読み上げ、「歴史的な一歩だ」と言明。「過去にとらわれていてはいけない。何かがうまくいかない時、我々は変わることができる」と述べた。
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さらに、両国の関係改善にはアメリカがキューバに科している経済制裁の解除が必要だとコメント。議会に対し、速やかに解除に向けた議論を進めるよう訴えた。
しかし、アメリカの野党・共和党からは、未だカストロ政権の独裁下にあるキューバとの国交再開は時期尚早だとの批判も出ている。アメリカ議会は現在、共和党が多数を占めており、今後、経済制裁の解除を巡って、議会でどのような議論が行われるのかが焦点となる。
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