神奈川県大和市と市教育委員会が後援したイベントで、出演した女性アイドルグループ「制服向上委員会」が自民党を批判する内容の歌を歌ったため、市と市教委が同イベントに出していた後援を事後に取り消す方向で検討していると、産経ニュースなどが6月23日に報じた。
イベントは護憲団体「憲法九条やまとの会」が開催した。市側は、「特定の政党を批判する内容」について後援名義要領にそぐわないと判断した模様だ。
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市によると、イベントは「若者と国家-自分で考える集団的自衛権」とのタイトルで「憲法九条やまとの会」が主催、今月13日に市保健福祉センターホールで開かれた。イベントではアイドルグループが「諸悪の根源、自民党」「本気で自民党を倒しましょう!」などと自民党や安倍晋三政権を批判する内容を替え歌で歌ったという。
イベントを直接見た市の船越英一国際・男女共同参画課長は「特定政党を批判する言動があり、近く主催者に後援名義の取り消しを伝える」としている。市教委も市と足並みをそろえるという。
(「自民党倒せ!」アイドルグループが政権批判 大和市などイベント後援取り消しへ - 産経ニュース 2015/06/24 05:00)
制服向上委員会は脱原発や人権、護憲などをテーマに活動するグループで、「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」などの曲がある。
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