MERSコロナウイルスに感染していたとみられる韓国人男性が6月13日、訪問先である東欧のスロバキアの首都ブラチスラバで入院した。時事ドットコムなどが報じた。
男性は、スロバキア国内でも操業している韓国メーカー「起亜自動車」の下請け企業の従業員。3日にスロバキアに入国。下痢や発熱などの症状を訴え、ブラチスラバの大学病院に搬送された。
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スロバキア保健省の報道担当官によると、男性は警察に付き添われて救急車で運ばれ、他の患者と接触しないよう隔離されたという。
また韓国の保健福祉省は14日午前、新たに7人がMERSに感染していたことが確認されたと発表した。これで韓国内で感染が確認されたのは、死亡した14人を含む145人となった。
【UPDATE】ロイターによると、韓国人男性は検査の結果、4回のうち3回の検査で陰性だったという。残りの1回も上限ギリギリではあったものの陽性ではなかった。(2015/06/15 13:52)
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