がん患者の子供を救うため、髪を長く伸ばした少年たち(画像)

8歳の少年クリスチャン・マクフェラミーくんは、2年前から髪の毛が必要な子どもたちに自分の髪を寄付するため、髪を長く伸ばすことを決めた。

8歳の少年クリスチャン・マクフェラミーくんは、2年前から髪の毛が必要な子供たちに自分の髪を寄付するため、髪を長く伸ばすことを決めた。

全米のテレビ局MSNBCの「トゥデイ・ペアレンツ」によると、クリスチャンくんのミッションは、2012年の年末、彼がセント・ジュード・チルドレンズ病院のCMに登場した若い患者を見たときに始まった。夜になると母親と一緒にGoogleで何かおもしろいものを探すのが日課だったが、クリスチャンくんはその病院についてもっと知りたいと思った。

2人は、髪の毛の寄付を受け入れている慈善団体の広告を見つけた。

クリスチャンくんの母親は、がん患者に人々が自分たちの髪の毛を寄付できるのよ、と説明した。クリスチャンくんは、自分も参加したいと思った。そしてこの時、クリスチャンは髪の毛を伸ばす決心をした。

クリスチャンの母親ディアナ・トーマスさんは息子の決断に「とても驚かされた」と、トゥデイ・ペアレンツに語った。「クリスチャンはとても思いやりのある子です。私がどれだけ息子を誇りに思っているか、表現する言葉が見つかりません」

髪を伸ばしている間、クリスチャンくんはからかわれたり、女の子に間違えられることもあった。そんなことがあっても、彼の決意は揺るがなかった。

「息子は堂々としていて、髪の毛を切りたいとは1度も言いませんでした」とディアナさんは話した

5月末、クリスチャンくんのプロジェクトは終わりを迎えた。トゥデイ・ペアレンツによると、数年間伸ばし続けた髪は25センチの長さの髪の毛の束になり、慈善団体「チルドレン・ウィズ・ヘアー・ロス」に送られた。「チルドレン・ウィズ・ヘアー・ロス」は、さまざまな理由で髪の毛を失った子供たちに無料でかつらを提供している。

偶然にも、もう1人の小さな少年の思いやり、クリスチャンくんのストーリーと同時に急速に広まった。「YEGOB.com」のFacebookページの投稿で、がんで髪の毛を失った人にあげるために、アドリアンという名前の子供が自分の髪の毛を伸ばす様子が明らかにされた。

5月31日に投稿されてから、この投稿は300万近い「いいね!」がついた。

ATTENTION FACEBOOK:I need y'all help. I had this kid named Adrian come into the barbershop today to get his haircut....

Posted by YEGOB on Sunday, May 31, 2015

私はみなさんの助けが必要です。この少年アドリアンは今日、髪を切るために理髪店に来ました。定期的なヘアカットではありません。アドリアンは数年間にわたって、自分の髪の毛を伸ばしていました (写真を見ればお分かりいただけると思います)。そして、彼が髪の毛を伸ばしていた理由が重要なのです。彼は私に、がんで髪の毛を失った誰かにあげるために髪の毛を伸ばしていたのだと話してくれました。いいですか、彼は8歳です。この瞬間私は、相手の年齢に関係なく、人から学ぶことができるのだと知りました。そして私は彼に、君が行っている素晴らしいことを Facebook に書いて、君を有名にしてあげるよと言いました…。どうか、この投稿に「いいね」をしてください。そして大切な人に見せてください…。私は彼の母親と叔父をタグ付けして、彼らがこの投稿を見られるようにしました…。

よろしく、Facebook…

ジョナサン・トマソン

若いうちに誰かに影響を与えるのは不可能ではない。この子供たちに聞いてみよう。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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