安倍晋三首相が、安全保障関連法案を審議する5月28日の衆院特別委員会で、民主党の辻元清美氏に「早く質問しろよ」とヤジを飛ばした問題で、首相は6月1日の特別委で「私の発言に関して重ねておわび申し上げるとともに、ご指示を踏まえて真摯(しんし)に対応して参ります」と述べ、謝罪した。時事ドットコムなどが報じた。
浜田靖一委員長が特別委開会に当たり「議論が白熱するのは結構だが、法案を提出し、審議をお願いしている立場に鑑み、不必要な発言は厳に慎むようお願いする」と政府側に注意したのを受けて、首相が発言した。
同特別委は5月29日、民主党など野党が岸田文雄外相の答弁を不服として退席したまま散会。野党は1日の特別委開会前の理事会で、岸田氏が答弁し直すことを条件に審議正常化に応じた。
(時事ドットコム:安倍首相、やじを謝罪=衆院特別委が正常化 2015/06/01 10:39)
首相は辻元氏にヤジを飛ばした直後、「言葉が少し強かったとすればおわび申し上げたい」と陳謝していたが、野党側は不十分だと批判していた。
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