カリフォルニア州のサミット高校に通う17歳のラフィカ・アラミさんは、2015年の卒業アルバムにヒジャブを被った自分の写真を載せ、このメッセージを添えた。
「私がこれを身に着けている理由。それは女の子たちにチャンスをあげるためです」
ティーンヴォーグ誌は、このアラミさんのメッセージをこう説明している。「ラフィカのメッセージは、『自分の美しさをヴェールで覆うことで、他の女の子たちに公平な勝負をするチャンスをあげる』ということ。そうしてあげないと、他の女の子たちは周りの男の子たちの注意を引くことができないから」
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ヒジャブのイメージを逆手にとったアラミさんのジョークは、同級生たちだけでなく多くの人たちの心をつかんだ。アラミさんはハフィントンポストにこう説明する。
「卒業のメッセージとして、面白いかなと思っただけです。誰かを不快にさせようなんて気持ちはまったくなくて、ただユーモアのつもりでした。反応はすごくよかったです。ほとんどのコメントに『感動した』とか『今までで一番すごい』とか書いてあります。たくさんの女の子に、私のおかげで自分に自信を持とうと思ったと言ってもらえて、私もとても嬉しいです。女の子たちがもっと自信を持つようになるのは大切なことだと思います」。
アラミさんはさらに上を目指して進んでいる。5月15日、彼女はツイッターでカリフォルニア大学リバーサイド校に合格したと報告した。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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