アメリカ同時多発テロ事件で崩壊したワールドトレードセンター跡地に建てられた超高層ビル「ワン・ワールドトレードセンター」。その展望台が5月末に開業するが、訪れる人たちは、ニューヨークの360度の眺めだけでなく、懐かしい歴史を高速でたどる、息をのむほど素晴らしいエレベーターの旅を楽しむことができる。
ニューヨーク・タイムズが説明するように、展望台に上がる5基のエレベーターでは、没入型のタイムラプス動画が流れるようになっており、「1500年代から現在に至る、ニューヨーク市のスカイラインの発展が再現される」のだ。ニューヨーク・タイムズは次のように伝えている。
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ドアが閉じた瞬間から、47秒後に102階でドアが開くまで、エレベーターの壁3面に、3Dパノラマのようなタイムラプス映像が広がる。それはまるで、マンハッタン島の515年の歴史が目の前で展開していくのを目撃しているような感覚だ。
ビルの上階に近づくと、破壊されたワールドトレードセンターも一瞬だけ現れてハッとさせられるが、すぐ消える(冒頭の動画で、あなた自身もこのタイムラプスを体験してほしい)。
ワン・ワールドトレードセンター自体は2014年11月に開業したが(文末スライドショーに写真あり)、展望台は今年の5月29日に開業する予定だ。入場料は、13~64歳が32ドル、65歳以上は30ドル、6~12歳は26ドル、5歳以下は無料となっている。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:湯本牧子/ガリレオ]
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