ネパール大地震、127時間ぶりに女性救出 首都カトマンズでは国民の不満高まる

4月25日にマグニチュード7.8の大地震が襲ったネパールの首都カトマンズで、発生から5日後にあたる127時間ぶりに、倒壊した建物からクリシュナ・デヴィ・カドゥカさん(23)が救出された。

倒壊した建物から救助され、ストレッチャーで搬送されるクリシュナ・デヴィ・カドゥカさん

4月25日にマグニチュード7.8の大地震が襲ったネパールの首都カトマンズで、発生から5日後にあたる127時間ぶりに、倒壊した建物からクリシュナ・デヴィ・カドゥカさん(23)が救出された。ロイターなどが報じた。

同じ場所では、120時間ぶりにペマ・ラマさん(15)さんも救出されている

NHKによると、政府の対応の遅れにネパール国民の不満が高まっており、被災地の視察に訪れたコイララ首相に対して非難が浴びせられ、首相は旧市街で活動している日本の国際緊急救助隊への表敬訪問を中止し、引き返した。

また、AFPによると、カトマンズでは被災者の不満を押さえ込むために機動隊が動員された。

朝日新聞デジタルによると、ネパール警察当局は30日、死者が5825人になったと発表した。インドなど周辺国を合わせると、死者は全体で5934人。

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ネパール軍の救助部隊が救助された子供を抱えて避難所に移動する\n AFP PHOTO / PRAKASH MATHEMA (Photo credit should read PRAKASH MATHEMA/AFP/Getty Images)
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ネパール東部のドルカ郡チャリコットで、ネパール軍の救援物資を待つ被災者たち AFP PHOTO / PRAKASH SINGH (Photo credit should read PRAKASH SINGH/AFP/Getty Images)
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イスラエルの野営救急施設で、生まれたばかりの赤ちゃんを見る母親クアイラ・ポンダリさん AFP PHOTO / MENAHEM KAHANA (Photo credit should read MENAHEM KAHANA/AFP/Getty Images)
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カトマンズのパシュパティナート寺院で地震の犠牲者が荼毘に付される (Photo by Chris McGrath/Getty Images)
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カトマンズ市内で抗議を行う市民に対し、機動隊が動員され警戒線を張られた AFP PHOTO/Philippe LOPEZ (Photo credit should read PHILIPPE LOPEZ/AFP/Getty Images)
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イスラエルの野営救護施設を訪問するネパールのコイララ首相(写真右から2番目) AFP PHOTO / MENAHEM KAHANA (Photo credit should read MENAHEM KAHANA/AFP/Getty Images)

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