102歳のダンススター、若き日の自分に出会う(動画)

スイング・ダンスを踊っていなければ、102歳まで生きても何の意味もなかったかもしれない。
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スイング・ダンスを踊っていなければ、102歳まで生きても何の意味もなかったかもしれない。

戦前のダンススターだったアリス・ベーカーさんは102回目の誕生日を迎えた。ベーカーは現在老人ホームで暮らしているが、ベーカーは1930年代のハーレム・ルネッサンス時代(ニューヨークのハーレム地区で流行したアフリカ系アメリカ人のカルチャー)、ダンサーとして大活躍していた。彼女は映画、テレビ、コマーシャルに数多く登場し、ジーン・ケリーやフランク・シナトラと同じステージに立ってダンスを披露していた。

「ダンスしているだけで、気分が良くなったわ」と、ベーカーは動画の中で話している。「だって、私は音楽に夢中だったから」

どういうわけか、ベーカーはこれまで自分がダンスする映像を1度も見たことがなかった。

ジャズの映像の収集をしている「ジャズ・オン・フィルム」のマーク・カンターとデビット・シャフが、3本の短編ミュージカル映画「サウンディーズ」を公開した。この映画ではベーカーさんがステージの上でシミーやスウェイを踊っている。彼らは老人ホームのベッドルームにいるベーカーさんにその映像を見せた。

ベーカーさんは、自分がダンスをしている様子を見てどんな気分か聞かれるとこう答えた。

「ああ、ベッドから起き上がってもう一度踊れたらいいのに」

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました

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