乗客と運転士の計107人が死亡し、562人が負傷したJR福知山線脱線事故から、4月25日で10年を迎える。
事故現場となった兵庫県尼崎市のマンション(現在は無人)では、4月24日夜、遺族や負傷者が約600本のろうそくを灯した。一人一人がメッセージを書き込んだ紙コップの中にろうそくを灯し、「2005年4月25日 わすれない」という文字を浮かび上がらせた。
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事故現場のライトアップは事故後初めて。企画した一人で、義弟を亡くした上田誠さん(48)は「静かに追悼できた。『こんな事故を二度と起こしてはいけない』と、遺族が現場から社会に発信していくことが大事。できる限り続けていきたい。それが亡くなった命を無駄にしないことにつながっていく」と語った。
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