ソマリアでは、1991年に内戦が勃発して以来、激しい武力衝突が度々起きている。近年ではソマリア南部を中心に活動するイスラム過激派「アル・シャバブ」が次々にテロ事件を起こしており、ソマリアは「虐殺の中心地」とさえ考えられている。
そのソマリアのイメージを変えるために行動を起こした女性がいる。ソマリアの開発計画を担う復興省に勤めるウガッソ・アブカー・ボッコウさん(27歳)だ。彼女はインスタグラムを使って、世界の人々がソマリアに対して抱く印象を変えようとしている。
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フランス『ル・モンド』紙の取材に対してボッコウさんは、「ソマリアは戦争によってひどく破壊されましたが、それでもこの国の将来は明るいと思います。私たちにとって、ソーシャルメディアは信頼できる情報源ですし、しかも簡単に発信することができます。だから私はソーシャルメディアを通して、ソマリアに住む人たちのことや、ソマリアの明るい面を伝えることにしたんです」と話す。
ボッコウさんのインスタグラムアカウントで紹介されているのは、ソマリアの料理や生活、美しいビーチ。もちろん鮮やかなソマリアの民族衣装を着た彼女自身の自撮り写真もたくさんある。そういった「人間味にあふれていて明るい」ソマリアの写真は500枚近くにのぼり、7万5000人がフォローしている。
Instagram/ugaasadda
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この記事はハフポストチュニジア版を英訳し、ハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:丸山佳伸/ガリレオ]
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