イギリスの理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士が、コメディユニット「モンティ・パイソン」の曲をカバーした映像が4月13日に公開された。モンティ・パイソンがYouTubeに開設している公式チャンネルにアップロードしたもの。声が不自由なホーキング博士が、人工音声を使ってたくみに銀河系について歌い上げた。
彼が歌っているのは、1983年に上映されたモンティ・パイソンの映画「人生狂騒曲」のテーマ曲「ギャラクシー・ソング」。モンティ・パイソンのメンバーとコラボレーションした7インチレコードも18日に発売される。
CNNによると、この映像の中で彼は、ギャラクシー・ソングが不正確だと訴えていた物理学者のブライアン・コックス博士に、車いすで背後から近づいてひき逃げ。そのまま宙に舞い上がって、コンピューターの合成音で歌いながら、宇宙について講義した。
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ホーキング博士が歌手として楽曲に参加するのはこれが初めてではなく、プログレバンド「ピンク・フロイド」の1994年のアルバム「対(TSUI)」と2014年のアルバム「永遠(TOWA)」にも参加している。
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