J2リーグの横浜FCのFW三浦知良（カズ）が2試合連続のゴールを決め、自身が持つJリーグ最年長得点記録を更新した……かと思われたが、幻に終わった。サンケイスポーツなどが報じた。
カズは、熊本市のうまかな・よかなスタジアムで行われた熊本戦に先発出場。1度は得点者にカズの名が刻まれ、Jリーグの公式Twitterも「48歳の三浦 知良が2試合連続ゴール!!」と速報したが、ハーフタイムにオウンゴールに訂正された。
幻のゴールの模様をスポニチが以下のように伝えている。
０―０の前半１９分、松下の右サイドからのＦＫが相手ＤＦに当たってゴール前に吸い込まれ、横浜ＦＣが先制。カズの左膝にわずかに触れたようにも見え、１度はカズのゴールとされたが、その後に記録がオウンゴールに訂正され、カズの２試合連続となる今季２点目、Ｊリーグ最年長ゴール記録更新も“幻”となった。
（カズ９年ぶり２戦連続ゴールは幻に…記録訂正で最年長更新ならず ― スポニチ Sponichi Annex サッカー 2015/04/11 11:54）
カズは5日の磐田戦で2シーズンぶりとなるゴールを決め、自身の持つ最年長記録を48歳1カ月10日に更新したばかり。この日、ゴールを決めれば、記録をさらに6日間伸びるはずだった。
日刊スポーツは、カズ本人のコメントを以下のように伝えている。
後半３１分までプレーしたカズは試合後「まったくの幻だよ。まったくボールにさわってないから」と笑みを浮かべながら「でも、あそこに自分がいることで相手にもプレッシャーになったし相手も慌てたところはあった。ボクは常にゴールを狙っていますから」と役割を果たしたことに満足していた。
（カズ勝利に導く幻弾！２戦連発→オウンゴールに訂正 - Ｊ２ : 日刊スポーツ 2015/04/11 17:19）
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