NHKの報道番組「クローズアップ現代」でやらせが指摘された問題で、国谷裕子キャスターは4月9日の番組内で謝罪した。NHK調査委員会が同日公表した中間報告で一部の誤りを認定したことを受けた。
国谷キャスターは「昨年5月の放送で『(詐欺の)ブローカーの活動拠点』としてお伝えした部屋は活動拠点ではありませんでした。取材が不十分だったもので、部屋の借り主と視聴者の皆様におわびします」と述べた。
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さらに、調査委がさらに調査を進め、できるだけ早く報告をまとめることも伝えた。
この問題では、調査委が中間報告で、国谷キャスターの発言と同様に、番組の収録現場を「(詐欺の)活動拠点」と表現したことは「誤りであり、裏付けが不十分だった」と認めた。ただし、その他の点では記者と出演者の話が大きく食い違っているとして、やらせの有無や不適切な演出の有無を調べて報告書を近くまとめ、外部委員の「見解」と併せて公表する方針。
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