NHK連続テレビ小説『マッサン』のヒロイン、エリー役を演じたアメリカ人女優シャーロット・ケイト・フォックスが4月8日、都内で主演を務めるブロードウェイミュージカル『シカゴ』の記者会見をした。日本のファンに向け「今の自分があるのは日本のおかげです。ダークでセクシーな作品を同じように喜んでいただけたらと思います」と呼びかけた。オリコンなどが報じた。
アメリカ・ニューヨークのアンバサダー劇場で19年に渡りロングラン上演されている名作。フォックスが演じるのは、欲望のためには手段を選ばないが、なぜか憎めない小悪魔のようなロキシー・ハート。不倫相手を殺害した罪で起訴された人妻ロキシーは、弁護士やメディアを利用してスターの座を掴もうとする。
シャーロットは「マッサン」の撮影中の2014年11月、日本で行われたオーディションで今回の大役を射止めた。出演が決まった瞬間を「胃が上がりました。気持ち悪くなった」などと振り返った。
出演が決まった瞬間を「胃が上がりました。気持ち悪くなった」と振り返り、「本当に大きなことなので、頭の中にいる小さい人に『お前にできるわけがない』って言われる声が聞こえた」と大役に対する重圧を吐露。不安を抱えながらも「楽しみながらやりたい。声が消えるまで頑張ります」と笑顔で意気込んでいた。
(『マッサン』エリー、『シカゴ』主演に「夢みたい」より 2015/04/08 14:43)
アンバサダー劇場での稽古について、「魔法のような体験でした」と振り返り、ダンスは大変だが「それをものにすると、セクシーにもなれる」と笑顔を見せた。
シャーロットは、稽古の様子をInstagramに投稿している。
本作は10月26日からアンバサダー劇場で公演が始まる予定。12月4日~23日まで東京・東急シアターオーブにて来日公演が行われる。シャーロットは、「第一の故郷から第二の故郷に戻ってこられるなんて……。これを日本の皆さんと分かち合えることを喜んでいます」と会見で語った。
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