新聞通信調査会は3月28日、海外6カ国を対象に日本に対する関心やメディアへの信頼度などを調べた世論調査の結果を公表した。調査は今年1〜2月に、アメリカ、イギリス、フランス、韓国、タイ、中国で実施。各国の約1000人に、知っている日本人を1人だけ挙げてもらったところ、アジアの3カ国では「安倍晋三」との回答が最も多かったが、アメリカでは名前が一切挙がらなかった。時事ドットコムなどが報じた。
米英仏では昭和天皇が最も多く、2位は米が野球のイチロー選手、英がオノ・ヨーコさん、仏がアニメ映画監督の宮崎駿さんだった。安倍首相は英仏で3位だったが、米で名前を挙げた回答者はゼロ。(中略)一方、アジア3カ国ではいずれも安倍首相がトップ。2位は中国が山口百恵さん、韓国は伊藤博文元首相、タイが女優の蒼井そらさんだった。
(時事ドットコム:欧米は昭和天皇、アジアは安倍首相=「知っている日本人」1位-新聞通信調査会より 2015/03/28 17:19)
なお、朝日新聞デジタルによると、各国1000人の回答のうち、イギリスでは157人、アメリカでは164人しか、日本人の名前を挙げられなかったという。
安倍首相はアメリカ・フォーブス誌による「世界で最も影響力のある人物」のランキングでは、2014年は63位にランクインしていた。
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