3月23日、東京管区気象台は桜の開花を発表した。
例年より3日、2014年より2日早い開花となったが、ところで「東京の桜の開花」とは、東京のどの桜の木が、どういう状態になったら「開花」というのだろうか。実は、桜の「開花」や「満開」といった表現は、特定の基準となる木の状態を観察して発表している。その、基準となる木を、「標本木」という。
各地の気象台の敷地などにある開花の基準となる木。5〜6輪咲いた状態が開花、8割以上開いた場合が満開。開花予想は、民間が精度の高い予想をするようになり、2009年春を最後に発表をやめた。民間の一部は気象庁の標本木データを中心に予想している。
(桜の標本木とは - コトバンク 2015/03/23)
気象庁が東京の標準木としているのが、靖国神社境内にあるソメイヨシノの木だ。毎年、開花発表が出ると、この木に多くの報道陣や参拝客が集まり、撮影をする光景が風物詩となっている。以下の写真は開花宣言の出た、3月23日に撮影した靖国神社の桜だ。
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