[ワシントン 19日 ロイター] - 米国防総省は19日、昨年8月の軍事作戦開始以降、過激派組織「イスラム国」に対して行った空爆は2320回、費用は18億3000万ドル(約2200億円)となったことを明らかにした。標的は、タンクや石油設備、戦闘拠点など数千カ所に及んだ。
有志連合全体では2893回で、米軍による攻撃は全体の80%を占めた。うち1631回がイラク、1262回がシリアで行われた。標的は5314カ所。
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イスラム国に対する有志連合には60カ国以上が参加しており、イラクでの空爆は米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フランス、ヨルダン、オランダ、英国が行った。
シリアでは米国、バーレーン、ヨルダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)が空爆を行っている。
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