大塚愛さんが放射能について「未だに食品は不安」とツイート、「責めるべきではない」との声も

大塚愛さんが福島第一原発の事故で飛散した放射性物質に対する不安が残っているとする思いをTwitterに投稿し、波紋を呼んでいる。
時事通信社

大塚愛さんが3月11日に投稿したツイートが波紋を呼んでいる。この日、大塚さんは東日本大震災から4年たった現在でも、福島第一原発の事故で飛散した放射性物質に対する不安が残っているとする思いをTwitterに投稿。これに対して、「私も同じ思いだ」という賛同の声のほか、「無知だ」などという批判も見られた。

大塚さんは2011年3月に第1子を出産し、1児の母となっている。

この大塚さんのツイートに、「私も同じ」「共感できる」との賛意のコメントが出た反面、「もっと勉強して欲しい」「無知な人が風評被害を呼ぶ」などの批判も見られた。

反論する理由としては、生産した玄米全てに対する「全量全袋検査」(福島県実施)や、実際に食べている食事から内部被ばくの影響を調べる陰膳方式による検査(コープふくしま実施)を例にあげ、安全性を挙げる人もいた。

しかし、賛同者の中には「調査方式が信用出来ない」、「汚染水漏れのように後から真実が分かることが多すぎる。何度も騙されて容易には消えない不安や不信となって積もっている」などの意見もでた。

一方で、大塚さんのコメントをきっかけに、現在の状況を改善するにはどうすればいいのかを考える人もいた。

「放射能について学ぼう」という冊子を作成して配布しているTwitterユーザーは、不安がっている人を責めるべきではないとコメント。

漫画家のさちみりほさんは、ただ怖がるだけではなく、放射能の知識を向き合ってはどうかとする意見をツイートした。

また、検査したかどうかをもっとわかりやすく表示したらいいのではないかとする意見も出た。

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