大リーグのテキサス・レンジャーズは3月13日、ダルビッシュ有投手が17日(日本時間18日)に、右ひじ靱帯(じんたい)の修復手術(通称:トミー・ジョン手術)を受けると発表した。復帰には1年以上を要する見通しで、今シーズンの登板は絶望的となった。
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ダルビッシュの手術を担当するのは、同手術の権威で藤川球児らを執刀したジェームス・アンドルーズ医師。ダルビッシュは16日にアメリカフロリダ州のペンサコラに向かい、アンドルーズ医師と面会する予定。
ダルビッシュは13日、キャンプ地のアリゾナ州サプライズで記者会見。記者団から「失望はなかったか」と聞かれ、「もちろん最初は『ああ手術か』とは思ったが、そう思ったところで、ひじがよくなることはないし、仕方がない。手術をして、その後チームに何ができるかを考えている」と回答した。
さらに、手術について「自分は前向きな性格だし、むしろ手術を受けてからひじはよくなっていくし、その間にできることが増えるし手術の過程も伝えていけると考えている。チームにとってはすごく悪いことだし、自分のキャリアにとっても悪いことかもしれないが、いいこともたくさんあるので、そこが楽しみだ」と話し、最後には、手術のイメージについて聞かれ「単純に麻酔が怖いというだけ。本当に」と述べ、前向きに考えているとアピールした。
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その後ダルビッシュは、Twitterでもファンに報告。「野球界にプラスになるよう取り組む」とコメントしたあと、負傷していない左手での守備練習を行っている様子も紹介した。左手での練習は、これまでにも報道されていた。
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