北陸新幹線の長野〜金沢間(約228km)が3月14日、開業した。東京〜金沢間は、最速の「かがやき」で2時間28分、東京〜富山間は同2時間8分で結ばれる。
運転席から見た、長野〜金沢間の行程を等倍速で撮影した動画(JR東日本・西日本提供)
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金沢駅では出発式があり、午前6時1分に一番列車「かがやき500号」の出発を見送った。朝日新聞デジタルによると、JR西日本の真鍋精志社長は「北陸と首都圏、中京圏、関西圏がそれぞれ2時間半のネットワークになる。各地との交流が広がることを期待したい」と述べた。
北陸新幹線は、1973年に政府が整備計画を決定した整備新幹線5路線の1つ。長野オリンピックを控えた1997年に東京〜長野間が先行開業した。金沢〜福井間は2020年度に前倒しで延伸開業する案が検討されている。敦賀までは2022年度に延伸される予定。金沢〜敦賀間の総工費は約1兆6000億円。当初の開業予定を前倒ししたため、さらに増えることが見込まれる。計画は大阪までだが、敦賀〜大阪間のルートはまだ決まっていない。
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