紛争地のガザ地区に住むパレスチナ人の子供たちは、彼ら自身が数えきれないほどの問題に直面している。しかし、3月9日、彼らは2011年に日本で発生した東日本大震災の犠牲者を強い連帯感を込めて追悼する集会に集まり、遠い国で犠牲となった人たちの苦しみを悼んだ。
2011年3月11日、マグニチュード9.0の地震で巨大津波が発生し、日本の海岸を飲み込み、福島の原子力発電所のメルトダウンを引き起こした。9日、1000人を超えるガザ地区の子供たちが日本語の単語や、絵で彩った凧を揚げるために、ガザ地区南部の都市ハーンユーニスに集まり、震災から4年を迎えた日本を追悼した。
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凧揚げのイベントは国連パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA) が主催しこの津波から壊滅的な被害を受けた日本の釜石市と合同開催された。UNRWA は 2012 年以来、日本で起こった大震災の追悼式典を毎年ガザ地区で主催している。
UNRWAオペレーション ディレクターのロバート ターナー氏は声明で「今日参加している子どもたちは、彼ら自身が恐ろしく、また悲惨な状態を日常的に経験しているのに、他者に共感するというパレスチナ人の寛大な精神を具体化しているのです」と述べている。
Mohammed Abed/ AFP/ Getty Images
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Adel Hana/ AP
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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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