「戦艦武蔵を撮影」ポール・アレン氏が動画公開 46cm主砲の姿も

フィリピンのシブヤン海の海底で撮影された、旧日本海軍の戦艦「武蔵」と思われる沈没船の動画が公開された。

フィリピンのシブヤン海の海底で撮影された、旧日本海軍の戦艦「武蔵」と思われる沈没船の動画が公開された。マイクロソフト共同設立者で資産家のポール・アレン氏が3月3日に写真をTwitterに投稿し、動画の公開も予告していた。

「武蔵」は、姉妹艦の「大和」と並んで太平洋戦争当時、世界最大の戦艦だった。1944年10月24日、フィリピンのレイテ島攻撃に向かう途中にシブヤン海でアメリカ軍の艦載機の攻撃で撃沈した。今回、YouTubeに投稿された動画では、水深1000mの海底に沈む「武蔵」とみられる戦艦には、特徴的な46cm主砲やカタパルト、錨。船首の菊の紋などが捉えられている。

毎日新聞によると、広島県呉市にある大和ミュージアム館長の戸高一成(とだか・かずしげ)氏は「大和型戦艦の武蔵の特徴と一致する」「発見された海域や深度からいって、ほぼ間違いなく武蔵だ」と指摘している

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