全日本空輸を傘下に持つ「ANAホールディングス」は2月23日、民事再生手続き中のスカイマークに対し、共同スポンサーとして支援する意向を伝えた。燃料の共同購入や機体整備での支援を求めており、具体的な内容を詰め、5月29日までに再生計画案を東京地裁に提出する。時事ドットコムなどが伝えた。
スカイマークはスポンサーについて、一般企業は19日、航空会社は23日を期限として募集していた。日本航空が支援を見送る一方、航空会社以外では旅行大手エイチ・アイ・エスやオリックス、大和証券グループなど10社以上が支援を申し出ている。
(時事ドットコム:スカイマーク支援に名乗り=燃料共同購入など検討-ANAHD 2015/02/23 13:26)
スカイマークは5日に投資ファンドのインテグラル(東京)とスポンサー契約を締結しており、ともに各社の提案を精査して航空会社から最大1社、異業種から数社の支援企業を追加で選ぶ計画だ。
NHKニュースは、航空会社の募集について関係者の話として、「ANAホールディングス」のほか、日本の国内線への再参入を目指すマレーシアの格安航空会社「エアアジア」が応募したと報じた。
また朝日新聞デジタルは、経営破綻の前に支援を見送ったANAにはスカイマーク側に反感があり、慎重に判断するとみられると伝えた。
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