サラリーマン川柳の入選作は? 「アナと雪の女王」から「妖怪ウォッチ」まで

第一生命保険は23日、世の会社員たちの悲哀を謳った恒例『第28回 サラリーマン川柳コンクール』の入選100作品を発表した。
Tokyo, Japan. 2004
Tokyo, Japan. 2004
Matthias Clamer via Getty Images

恒例『サラリーマン川柳』100選発表 “アナ雪”“妖怪ウォッチ”で妻を謳う

第一生命保険は23日、世の会社員たちの悲哀を謳った恒例『第28回 サラリーマン川柳コンクール』の入選100作品を発表した。応募総数が4万句を超えた今年は、職場よりも夫婦間への嘆きが多数。「妻なのか… 妖怪なのか… ウォッチする」(こまさん)と社会現象を巻き起こした『妖怪ウォッチ』から、「ありのまま メイク落とせば どこのママ?」(業界の三男坊)と大ヒット映画『アナと雪の女王』まで、昨年を象徴するキャラクターを巧みに盛り込み、見事な毒舌ぶりを発揮している。

このほか、昨年末に発表された流行語大賞を踏まえた「壁ドンを 妻にやったら 平手打ち」(若ジイジ)、「スッピンは ダメヨダメダメ ママじゃない」(ぬりかべ)といった“流行りネタ”も健在。さらに、夫婦間のコミュニケーションの変遷を感じさせたのが、LINEを絡めた句。「嫁LINE スタンプだけで 指示が来る」(TAKU・KEIパパ)、「もう10日 妻とのライン 既読なし」(ちびおやじ50)と、切ない日常を垣間見せている。

また、「火の用心 タバコにストーブ ツイッター」(爽快ウォッチ)、「世界遺産 なって初めて 知る歴史」(睡眠学習派)と共感を呼ぶ作品や、男性の日々の憂いを詠んだ「『カミ減らせ』 俺の頭は 実施済み」(猿だんご)、「是非欲しい 家庭内での 自衛権」(夢中人)など、哀愁漂う秀逸な句も満載となっている。

今回発表された中から、一般投票によってベスト10を選出し、結果は5月下旬に発表。投票は、本日より3月20日(金)まで、スマホなどの携帯電話やWebサイト、また同社が配布する専用用紙などで受け付けている。

※掲載している川柳は、すべて原文ママ。

>>第一生命 公式サイト

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