NHK連続テレビ小説「マッサン」でヒロインのエリーを演じているアメリカ人女優シャーロット・ケイト・フォックスさん(29)が今秋、ニューヨークのブロードウェーでミュージカル「シカゴ」に主演することになった。
12月にフォックスさん主演の来日公演を招くキョードー東京が2月20日に発表した。
発表によると、フォックスさんが演じるのは、欲望の為には手段を選ばないが、なぜか憎めない小悪魔のようなロキシー・ハート。不倫相手を殺害した罪で起訴された人妻ロキシーは、弁護士やメディアを利用してスターの座を掴もうとする。
「シカゴ」は、ニューヨークのアンバサダー劇場で19年にわたってロングラン上演されている名作だ。
日刊スポーツは次の通り報じている。
米ノーザンイリノイ大で演劇の修士課程を修了し、独立系映画に出演したが、米国では無名だった。昨年1月に初来日し、「マッサン」オーディションに合格。3月に朝ドラ初の外国人ヒロインとしてエリー役決定が発表され、一変した。
放送前の7月に「シカゴ」日本公演の制作をするTBSなどがシャーロットに「シカゴ」オーディションを打診。9月に歌とダンス、演技のビデオを撮影、米国側に送付した。プロデューサーのバリー・ワイズラー氏は「せりふとまなざしがチャーミング」と好感触を持ち、11月に演出スタッフが来日。「マッサン」収録の合間にオーディションを行い、最終的に「マッサン」の映像を見たバリー氏が「彼女の演技と、共演者との調和が伝わった。主役を任せられる」と、主人公のロキシー役に決めた。
(「マッサン」エリー抜てきブロードウェー - nikkansports.com 2015/02/20 07:27)
フォックスさん主演のニューヨーク公演は10月26日~11月8日で、12月には来日公演も行う予定だ。
フォックスは「『マッサン』でエリーを演じさせていただいたことをはじめ、自分の経験の全てをロキシー役に注ぎ込むつもりです」とコメントを発表した。
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー
関連記事