ニールセン社傘下の世論調査機関ハリス・インタラクティブ社は、2月4日にアメリカで有名な企業100社の企業評判ランキングを公開。アマゾンを退けて、有名企業100社の中で1位を獲得したのは、スーパーマーケットチェーンの「ウェグマンズ」だった。
ウェグマンズはニューヨーク州ロチェスターを拠点とするスーパーマーケットチェーン。ウェグマンズ・フードマーケット社のダニー・ウェグマンCEOは、声明で次のように述べている。「このようなかたちで認めていただけたのは、とても素晴らしいことです。この結果は、当社で働く従業員たちの努力によるものです。彼らはアメリカ6州にまたがって展開している店舗で、お客様を毎日喜ばせ、家庭的な雰囲気を作ってくれています」
ウェグマンズの店内は、楽しく買い物できるようデザインされている。また、地元野菜や自社ブランドを積極的に提供していて、価格もそれほど高くない。
鮮魚部門で提供されている魚は、厳しい品質基準と、乱獲を防ぐためのサステナビリティ基準を満たしている。
ファンたちを魅了しているのはウェグマンズの豊富な品揃え、価格の手頃さに加え、従業員に提供される適正な賃金や、充実した教育制度などだ。
総菜部門も人気だ。一部の店舗は売り場の中にウエイターがサービスする本格的なレストランを併設している。
今回の企業評判ランキングで第2位になったのはアマゾンで、サムスン、コストコ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、クラフトフーズが続いた。
2012年の調査ではアップルが1位、Googleが2位だったが、今年はアップルが9位、Googleは10位だった。また、100社のうち、最も評価が低かったのはゴールドマン・サックスだった。
今回のランキングは、ハリス・インタラクティブ社が2014年10月20日~12月18日の期間にアメリカに住む2万7278人を対象に実施した英語でのオンライン調査をもとに決められた。また、この評判指数調査「ハリス・ポール」は、過去16年にわたり毎年行われている。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:湯本牧子、合原弘子/ガリレオ]
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