「かがやき」一番列車、25秒で完売 「窓側とれた」の声も【北陸新幹線】

東京と金沢を結ぶ北陸新幹線は2月24日、開業まであと1か月を迎えた。運行初日の指定席が、この日午前10時から全国の駅の窓口やインターネットで一斉に販売され、停車駅が少ない「かがやき」の一番列車は、東京発の下り列車、金沢発の上り列車とも25秒で完売した。

東京と金沢を結ぶ北陸新幹線は2月24日、開業まであと1か月を迎えた。運行初日の指定席が、この日午前10時から全国の駅の窓口やインターネットで一斉に販売され、停車駅が少ない「かがやき」の一番列車は、東京発の下り列車、金沢発の上り列車とも25秒で完売した。NHKニュースなどが報じた。

北陸新幹線は、現在の長野新幹線を延伸する形で、3月14日に金沢と長野を結ぶ230キロの区間が開業する。7駅が新設され、「かがやき」「はくたか」「つるぎ」「あさま」の4タイプの列車が走る。最も速い「かがやき」は、東京〜金沢間を2時間28分、東京〜富山間を2時間8分で結ぶ

「かがやき」は12両編成の全934席が指定席で最高級席「グランクラス」18席のほか、グリーン車63席、普通車853席。発売日の14日には、JR金沢駅のみどりの窓口には40人余りが列を作った。JRは混雑を避けるため、午前7時から整理券を配布するなどの対応に当たったという。

2011年3月、九州新幹線の全線開業では「みずほ」の一番列車が新大阪発は15秒、鹿児島中央発は50秒で完売した。10年12月の東北新幹線八戸―新青森間開業では、新青森発東京行きの一番列車「はやて」が30秒で売り切れたという。

一方、寝台特急「ブルートレイン」として唯一、運行を続けていた北斗星(上野−札幌)の定期最終列車の切符も、13日に発売され、受け付け開始とほぼ同時に売り切れた。

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