過激派組織「イスラム国」に拘束されたフリージャーナリスト、後藤健二さんらしき男性が殺害される動画が2月1日午前5時過ぎ、インターネットに投稿された。
動画では「安倍、勝つ見込みがない戦争に参加するというお前の無謀な判断により、このナイフは健二だけではなく、大勢の日本国民を例えどこにいようと殺すことになるだろう」とし、安倍首相を非難している。
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一報を受け、会見した安倍首相は「政府として全力で対応してまいりましたが、誠に痛恨の極みであります。非道卑劣な卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚えます。テロリストたちを決して許しません」と話した。NHKニュースによると、7時から関係閣僚が協議を開始するという。
アメリカ・ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のミーハン報道官は「動画の真偽について確認中」とし、イスラム国を非難した。
「米国は『イスラム国』の行動を強く非難し、残された人質の即時解放を要求する。我々は同盟国である日本と団結する」との談話を発表した。
(米報道官「強く非難」 後藤さんとみられる動画に:朝日新聞デジタル 2014/02/01)
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