米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、米中央軍のオースティン司令官は、イスラム国が昨年夏に制圧したイラクの都市モスルを奪還するため、米国とイラクが今年の夏までに攻勢に出る準備を開始した、と明らかにした。
具体的には、部隊の編成と訓練、イスラム国兵士に対する供給ラインの切断などの準備を進めている。
ただ、オースティン司令官は、攻撃開始前にイラク部隊の準備が整っていることが必要だ、との認識を示した。
同司令官は「米国が単独で行ったり、他の同盟国の地上部隊と一緒に行えばより迅速に動けるが、イラク自らが行うべきだ」との考えを示した。
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イラクの2部隊がモスル奪還を主導する見通しで、軍幹部によると、4─6週間の米国の軍事訓練を受けるという。