[リヤド 23日 ロイター] - サウジアラビア国営テレビは23日朝、アブドラ国王が死去したと発表した。新国王にはサルマン皇太子が即位した。サルマン新国王は王子らで構成する「忠誠委員会」を招集し、王位継承順位第2位だったムクリン王子を皇太子に指名した。
国営テレビは声明で「サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード殿下と王族とサウジアラビア全土は、アブドラ国王の死去に対し哀悼の意を表する」と述べた。
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死去したアブドラ国王は1923年生まれとみられ、2006年から国王としてサウジアラビアを統治した。ただ、前王のファハド国王が病気療養に入った後から実質上は政務を執っていた。
サルマン新国王は79歳とみられ、2012年に皇太子に指名された。
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