【パリ銃撃】殺害された警察官はイスラム教徒だった

アフメッド・メラベ巡査はパトロール中に「シャルリー・エブド」本社の近くで殺害され、フランスと世界に衝撃を与えたテロ事件の最後の被害者となった。メラベ巡査はイスラム教徒だったという。

1月7日、アフメッド・メラベ巡査はパトロール中に「シャルリー・エブド」本社の近くで殺害され、フランスと世界に衝撃を与えたテロ事件の最後の被害者となった。

ガーディアン紙によれば、メラベ巡査はイスラム教徒だったという。

アフメッド・メラベ巡査

すでにネット上からはほとんど削除されているが、パリでの襲撃事件の様子を撮影した動画がある。銃を持った男の一人が、傷ついて地面に倒れているメラベ巡査の頭部を撃った。メラベ氏は手を挙げていた。

人々はインターネット上でメラベ巡査への敬意を表している。多くの人々は、彼こそが現代のイスラム教徒の象徴であり、水曜日に12人を殺害した銃撃犯たちは現代のイスラム教徒の姿ではないと指摘している。「#JuSuisChalie(私たちはシャルリーだ)」のツイッタータグに触発され、「#JeSuisAhmed(私たちはアフメッドだ)」が広がっている。

私はシャルリーではありません。私はアフメッド。死亡した警官です。シャルリーは私の信念や文化を笑いものにし、私はシャルリーの権利を守るために死んだのです。#JesuisAhmed

私の名前はアフメッド。今日パリで起きた#CharlieHebdo(シャルリー・エブド)襲撃事件で亡くなった2人の警官の1人と同じ名前です。アフメッド・メラベはまだ42歳でした。彼は外で殺害されました。パリ市の11区をパトロール中、銃撃犯に遭遇したのです。アフメッドは、預言者ムハンマドにちなんだ名前の一つです。アラビア語では「hamd」は「称賛」を意味します。つまり「大いに称賛されるもの」という意味です。パリ襲撃事件には病的で、深く、陰鬱な皮肉が潜んでいます。犯人の男たちは預言者の復讐だと叫び、12人の人々を殺しましたが、その中には預言者にちなんだ名前の男もいたのです。私たちと彼らが同じ世界に生きていると考えるのは危険です。なぜなら彼らには、私たちはみな神の子だなどという考えは一切通用しないからです。たとえそれがどんな神であろうとです。#JeSuisCharlie #JuSuisAhmedMerabet

アフメッド・メラベは人々を守った。彼こそが現代のイスラム教徒の本当の姿だ。殺人者たちは違う。#JeSuisAhmed

#JeSuisAhmedは真の英雄だ。彼の宗教を馬鹿にした雑誌を守ったのだ。

ありがとう、アフメッド 共和国万歳、フランス万歳 #CharlieHebdo #JeSuisAhmed

#JesuisAhmedはフランスでテロリストに殺された。彼は祖国と自分の信念への真の勇気と忠誠を示した。彼を誇りに思う。

この記事はハフポストカナダ版に掲載されたものを翻訳しました。

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