2015年にぜひ行ってみたい場所は山ほどあるが、一つだけ警告しておくとココス諸島に行ったら、二度と帰らないかもしれない。
ココス・キーリング諸島は本当のパラダイスだ。27の珊瑚島からなるオアシス(コスタリカにあるココス島と混同しないように)がオーストラリアとスリランカに挟まれたインド洋に浮かび、四方を海に囲まれ隔絶された、蹄鉄形のラグーン(潟)を形成している。
孤立した環境のおかげで、ココス諸島は非常に珍しい動物たちの生息地になっていいる。人が住んでいるのはそのうち2つの島だけだ。だから鮮やかな珊瑚礁(沈没船の礁もある)でダイビングをしたり、カイトサーフィンや地元の住民たちから伝統工芸(およそ596種類もある)を学んだりして一日中楽しめる。
水の一滴一滴が芸術品であり、一つ一つの砂浜がスクリーンセーバーで見た光景そのものだ。何がどうなっているかは分からないが、一刻も早くここに来たくてたまらない。
ノースキーリング島は他の26の島から遠く離れている。そしてオーストラリアの最も沖合いにある国立公園として知られている。雄々しいアカアシカツオドリからこの島でしか見られない亜種のナンヨウクイナにいたるまで、様々な希少動物たちが生息している。
もし野生動物の観察だけだとつまらないと感じるなら、高速モーター・カヌーでのサファリツアーや船底がガラス貼りになっている船でプリゾン・アイランド探索をしてみよう。ノースキーリング島から少し沖合いに行けば、1914年に座礁したドイツ帝国海軍の小型巡洋艦エムデンの中をダイビングことができる。夜はダイレクション・アイランドでテントを張り、漂流生活の雰囲気に浸ってみよう。
カイトサーフィンとウィンドサーフィンが島の定番だが、サーフィンやカフェや島の「クラブ」で地元住民たちと一緒に楽しむお祭り騒ぎも楽しい。
ココス諸島には500種以上の魚と100種以上もの珊瑚が生息している。だからインド洋の海にただ浮かんでいるだけでもかなり素晴らしい経験になるってことだ。夕食のおかずだって自分で捕りに行けばいい。
ココス・キーリング諸島へはオーストラリから飛行機で移動し、現在はクリスマス島を経由する(直行便もそのうち需要が増えると思われるが)。到着後はフェリーやカヌーが目的地に運んでくれる。
数は少ないが可愛いらしいバンガローとコテージがあなたの到着を待っている。あるいは、自分で所有している大型ヨットを停泊させても構わない。
できるだけの準備をし、無人島生活を味わえることができればそれでいい。2015年は、ココス・キーリングで会おう!
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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