どんな出産報告もめでたいものだが、オーストラリアに住む1人のお母さんが19歳のトランスジェンダーの息子のために出した広告は、格別だった。オーストラリア・クイーンズランド州のジンブンバに住むヨランダ・ボガートさんは、地元紙「クーリエ・メイル」のおめでた欄に、息子カイのための広告を出した。カイは、11月末にトランスジェンダーとしてカミングアウトしたばかりだった。
ヨランダさんの広告は、以前の"誤り"を撤回するとともに、息子への心からの愛が凝縮されていた。
「撤回します」
1995年に私たちの赤ちゃんエリザベス・アンが生まれたとき、娘が誕生したことをここで報告しました。しかし、"彼"によると、どうやら私たちは間違っていたようです。おっと!私たちが悪かったわ!今ここで改めて、私たちの素晴らしい息子、カイ・ボガートをご紹介いたします。あなたを愛すことなんて、世界で一番簡単なことよ。部屋を片付けてね。
この投稿は、12月1日にクイーンズランドの住人によってツイートされた後、何千回もリツイートされ、ソーシャルメディアで一気に広まった。
ヨランダさんがクーリエ・メイル紙に語ったところによると、彼女にとって息子の"誕生広告"を書くことは、「頭を悩ますほどのことではなかった」という。さらに、「私が息子を100%サポートしていることを彼に伝える必要があったし、そのことを世界中に知らせたかったの」と付け加えた。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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